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日乃本帆布について

日乃本帆布について

ABOUT US
日乃本帆布について

私たちの工房は山形県米沢市にあります。
今もって古い城下町の面影が残るこの地で
私たちは自らモノづくりをしています。

一つのものを大事に長く愛用することが好きな方には、
帆布(はんぷ)はとってもお薦めの素材。

素材として丈夫で長く使えることはもちろん、
初めは硬くて少しごわついていた生地も、
使ううちにくったりと馴染み柔らかくなり、
風合い・色合いが変化し、味となっていきます。

「長く付き合える大人の帆布鞄に仕上げる」
それが、私たちのこだわりです。

帆布へのこだわり

COMMITMENT
帆布へのこだわり

「使えば使うほど味わいの増す帆布」が
日乃本帆布の鞄作りコンセプトである
「長く付き合える鞄づくり」と一致

創設当初は牛革バッグ工房『牛や』として
耐久性や風合い、高級感などを考え
牛革にこだわって作っていましたが、
昔から革には「扱い方次第でその機能や魅力が
失われてしまう」というデメリットも存在します。

そこで私たちは、自分たちの
「鞄作りコンセプト」に合う素材を
改めて探すことにしました。
そこで出会ったのが、「資材用 “綿” 帆布」です。

帆布は「軽く、濡れてもこすっても平気な素材」
として革のデメリットを克服していました。
また何と言っても自然素材ですから、
洗ったりこすったりすることで
まるでダメージジーンズのように
何とも言えない雰囲気が出るのです。

この「使えば使うほど味わいの増す帆布」が
「長く付き合える鞄づくり」と共感する魅力から、
「帆布バッグ作り」に精通していく
ターニングポイントになっていったのでした。

  • 耐久性

    耐久性

    もともとは帆船の帆に使うための布地として作られました。今ではトラックの幌(ほろ)や野球のベースの表地、テントの天幕(てんまく)布などに使用され、「屋外用」としての耐久性に優れています。

  • 撥水性

    撥水性

    帆布を油や蝋で撥水加工した生地は「ワックスキャンバス」などと呼ばれ、“氷を運ぶ袋” に使われていました。「バケツみたいに水がくめて漏れない」と言われるほど、撥水性が高い素材です。

  • 自然素材

    自然素材

    初めは硬くて少しごわついていた生地も、使ううちに馴染み、柔らかくなります。まるでダメージジーンズのように何とも言えない味となっていきます。帆布のエイジングは比較的早く、実感しやすいことも魅力の一つです。

扱いにくくても縫いにくくても

扱いにくくても
縫いにくくても


資材用の帆布で鞄を作るのには大変苦労しました。
ファッション用の生地より丈夫な分
とても硬く、縫いづらいのです。
太いミシン針を使っても時々折れてしまうほど。
ミシンも変えなければなりませんでしたが、
お客様の要望に応えたい一心で
迷いはありませんでした。

この硬い素材は頑丈なものなので、
とにかく力仕事が多くなります。
曲げる際にカナヅチで叩いたり、
裁断し、ミシンにかけて縫い合わせていく
作業で手の指紋も消えてしまうほど。
縫製の現場に勤めるスタッフは
大変な作業を日々こなしています。

それでもこの扱いにくく縫いにくい
「帆布」をあえて選んだのは、
“綿” 素材ならではの温かさや
ノスタルジックな風合い、天然素材に由来する
日本の文化や “日本らしさ” の価値観に触れる
魅力があったからです。

  • MADE IN YONEZAWA

  • 職人による手作り

  • 安心の修理・メンテナンス

UNTIL PRODUCT
帆布製品ができるまで